こんにちはとーかです。
先日、幻冬舎の編集者「箕輪 厚介」さんの「金閣寺をアップデートせよ!箕輪厚介と未来を語れ」という講演会に行ってきました。
残念だった点を追記しました。
箕輪 厚介とは
いまいちばんアツい編集者。編集者という概念を変えた男。
毎月のようにベストセラー本を出版し、独特の雰囲気と革新的な考えでオンラインサロンなども運営している。
講演会前の僕の箕輪さんに関する情報はこのくらいでした。
詳しいプロフィールを知りたい人はこちら
http://naminoueshoten.com/about-minowa/
講演会の感想とか
京都開催で、学生は無料だったので行ってきました。
会場につくと大学生から若い社会人を中心に70人ほどがいました。
「思ってたより女性が多いな」と思いつつ、後ろの方の席に着席し開始を待ちます。
箕輪さんが到着し、対談形式の講演会が始まりました。箕輪さんはもうすでにだいぶ飲んできているみたいでした。
最初は”箕輪厚介のこれまで”とかで経歴やどんな仕事をしてきたのかの紹介など。正直、最初の20分は特にメモすることもなく「大丈夫かな?」と思っていましたが、後半にかけておもしろくなってきて一安心。
今思えば辛い時期もあった。そんな時でも周りのように愚痴を言うとかではなく、こう変えたいとポジティブに話していた。誰かのせいにしようとか思ったことない。
華やかな経歴が強調されがちな箕輪さんですが、地味な仕事も自分でこなし実績を積み上げてきたそうです。ポジティブさが強みだと。
「人のため」って言ってる人は弱い。「自分のため」って言っている方が素直で強い。「人のため」だと思って、相手に期待しすぎると相手の反応が得られなかったらすぐ折れちゃう。
自分のためだと胸を張って言えるか。人のためは自分のため。
いっしょに来てた友達は、「サラリーマンは会社のリソースを利用してリスクをとり、個人をブランド化する」という考えに感銘を受けていました。このへんの話は田端信太郎さんのお話と似ている部分が多かったですね。
こんな感じです!!大成功のイベント!!! pic.twitter.com/8L5x6HSwNH
— 加藤浩晃 @眼科・遠隔医療 (@HiroakiKato) 2018年4月7日
「自分のやりたいことをやる」
そのためには”他人のため”ではなく”自分のため”にやらなくてはいけない、人のために働く人は弱い。
という点はなかなか心に刺さりました。医療業界においては、人の命を助けるという”ひとのため”に働く人間が多いですが、その中でも自分のためであるという意識を持っていきたいです。
質疑応答で
「やりたいことをやっていくうえで、既得権益層と対立したらどうされていますか?」
と質問させていただいたのですが
「既得権益層は対立しちゃダメ。彼らにもメリットを提示して、こっち側に来てもらう。既得権益層は味方につける。」
との回答をいただきました。自分のやりたいこと(目的)を達成するために、最速の手段を実行するという考え方に通じるなと感心しました。
きちんと目を合わせて答えてくれたのでうれしかったです。
残念だった点
ざっくり言うと期待しすぎました。
箕輪さんの話してくれることはたしかに素晴らしい内容だったのですが、もっと生だからこそ言える本音が聞けたりするのかと思っていました。(あったのかもしれませんが)
箕輪さんが編集した著書は何冊かしか読んでませんが、どこかできいたことのある話が多かったのこと。これは箕輪さんの性質と講演会のターゲット層的に仕方ないのかもしれませんが、少し残念でした。(もちろん大量のインプットとそれを実践している箕輪さんはすごいと思っています)
(学生は)無料の講演会なので仕方ないと言ってしまえばそれまでなのですが、質疑応答で講演の内容聞いてないのかな?と思うような質問をする人だったり、箕輪さんに覚えてもらうために気を引こう、的な人が見受けられました。
スキューバダイビングと写真を撮るがやりたいこと、と言われた時にどれだけの人がそこから思想を巡らせていたのかは知りませんが、ヘラヘラ笑っているだけの人が多かったですよね。
議事録ばりにずっとメモ取ってる人多くて引きました。リアルタイムでSNSに投稿したいとか、あとで見直したいとかにしても、ここでメモすることないよね?‥ってとこでもカリカリカタカタ。(そういえば編集者さんって録音してから文字おこしするんですかね、知りませんけど)
お酒を飲みながら楽しく話すのが箕輪流なのかもしれませんが、ぼーっとしたり話を見失ったり帰りたいとぼやいたりと、あまりいい印象は受けませんでした。(聴衆のレベルのせいかもしれませんが)
全体的に「箕輪編集室」オンラインサロンの内輪、身内感が滲み出ててきつかったです。もちろん優秀な人も多くいらっしゃると思いますが、信者が多くて所属したいとは思えませんでした。
箕輪さんのスタイルと講演会のコンセプト(若者と未来を語れ!だけで事前に具体性なし)だったので仕方ないですね。
まとめ
初めてこういった講演会に行ってみたんですが、文章や動画では伝わらない熱量や、インタラクティブはとても良かったです。
多くの成功者・トップランナーの著書を手がけていく中で、圧倒的なインプットを重ね、箕輪さん自身がアップデートされているのだと、発言の端々に感じさせられました。
今後も機会があれば行ってみたいと思います。ありがとうございました。
昨日の京都イベントで京都の人限定にこっそり箕輪編集室枠を20名出したら埋まった。もはや京都が一番多いかもしれない。
ついに700人突破。 pic.twitter.com/VBhrs44xum
— minowa2.0 (@minowanowa) April 7, 2018
あくまで盲信することなく自分なりに取り入れていこうと思います。
コメントを残す