第8回Splated杯結果から見るチャ―なし・マルチウエポン戦術の発展

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こんにちはとーかです。

第8回Splated杯が4/29におこなわれました!

今回はその結果まとめと考察をしていこうと思います。

Splated杯

月に1回くらいの頻度で行われる大会。規模は128チームでルールはガチエリアのみ。

今回の第8回は、同ブキ禁止のルールになっています。

結果

今回のSplated杯は

優勝「僕たちぴくみん」

くろす、ゆっきー、ダイナモン、あとばる

準優勝「イプシロン改」

ふじ、ザク、駒茶、にんにく
3位「Clown again」

あおい、ろんつ、のりすけ、Poru
4位「Fist」

むうくん、あじさいちゃん、しるば、わたあめ

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↑優勝した「僕たちピクミン」

優勝、準優勝はよく見る名前が並びましたが、3位のチームは、スシコラ・スクスロ・チェリー・ジェッカスという珍しいブキ使いです。

番狂わせも多く、予選トーナメントで胎児・わかるーんのとこやぴょんのとこ、バズのとこ、ミリンケーキのとこ、T-bouのとこなど、名前の知れた上位勢を含むチームが早々に敗退していきました。

考察

今回のルールでは、同ブキ禁止以外の縛りはありません。ロンタム2枚やスシスシ編成などはできませんが、なかなかいいルールだったと思います。

個人的にはゾンビ(復活短縮)制限のルールは、見てるとゲームスピードが遅いので、今大会は制限なしで楽しかったです。

どのチームもステジャン狩り(対策)がしっかりできるようになっていて、脳死ステジャンで勝てるようなレベルの低い大会でもありませんでした。

大番狂わせ

今大会では、名前の知れた上位勢を含む即席チームが早々に敗退してしまいました。これはいったい何故なのでしょうか?

もちろんその日の調子やステージ運、準備不足などもあるでしょう。

自分の考えでは、やはりスプラトゥーン界隈のレベルが上がってきて有名でないひとの中にも強いひとが増えてきたこと、そして個人力ではなくチーム力を上げてきたところが多かったのではないかと思いました。

チーム力というのは、連携やカバー意識の高さ、ブキの持ち替え・役割分担・ステージ選択を含めた戦術のことを指しています。これらを高めてきたチームには、個人の実力だけでは太刀打ちできなかったのではないでしょうか。

チャ―なし編成の流行

1年前とかでは、個人の実力差が大きくタイマンでの勝負がそのままバトル全体の勝敗を分けることがほとんどでした。カバーの意識がまだ低く、1キルが重要な価値を持っていたからこそ、チャージャーが重要視されていたのです。(昔はどのチームもチャーありでしたよね?)

それがいつの間にかチャーなし編成というものが生まれ、主流になってきました。たしかにチャージャーは、ステージによってはとても強いブキです。遠距離から一方的に攻撃でき、遠く離れた味方もサポートできます。

しかし、弱いステージも多いです。どうしてもゾンビの数に押される、塗り能力できつい、そして削りのカバーができない。これらの特徴からチャージャーは固めると強いが、打開に参加出来ないとよく言われます。

個人的には、削りのカバーができないことと前線の人数が減って負担が大きくなることがチャーありの弱点だと思います。

ゾンビ前線組とチャーは距離が離れてカバーがしにくい、あと1発で倒せる敵を逃してしまうということが多々あります。(クイボのリッターならともかく)

また、現在の環境ではよほど凄腕のチャーでもない限り、前線に負担をかけてしまっています。いくら睨みを効かせていたとしても、抜いてあげないと実質3vs4ですから。

そうしたチャ―あり編成に対して、今回勝ち抜いてきたようなチャ―なし編成は、前線の人数が多く人数有利をつくりやすい、カバーしやすい、(ゾンビが多いので)復活がはやいというメリットがあります。

チャ―なし編成でも、しっかりと作戦を立てて立ち回ればチャ―に完封されるどころか、チャ―を機能停止させることもできます。そういった作戦は「ゆっきー」さんが非常にうまいです。

ゆっきーとは スプラトゥーンプレイヤー – イカした医学生

また、チャ―ジャーの役割の一部をこなせるブキが大流行しているのも原因だと思います。

ロングブラスターカスタムです。このブキの強さは語るまでもないかと思いますが、立ち回りによっては疑似チャ―ジャーのような働きもできるのです。本職チャージャーのロンタム持ち替えが流行っていましたが、そういうことです。

(個人的にはチャ―ジャー好きだし視点みるのも楽しいしでこんな結論になってすごく悲しいです;;)

マルチウエポン

さきほども少しふれましたが、いまやブキの持ち替えは必須といってもいいと思います。

考えてみたら当たり前なんですけどね。それぞれのステージやルールによって強いブキ・向いているブキがあるんだったら、それを使えた方がいいに決まってます。今回の大会では、ダイナモ1本で名を馳せてきた「ダイナモン」さんもネクロやホクサイに持ち替えるという選択をしています。くろすさんもノヴァの第一人者でしたが、ステージに合わせてブラスターだけでなく、シューターやバケツもつかいこなしていました。

やはり、いろいろなブキを使えたほうがチームとしても個人としても、立ち回りや戦術の幅が広がってつよいですよね。

そこで、こだわりを捨てたのか などと非難するのは論外です。極端なたとえをすると、サッカーのスパイク履いて体育館でバスケしてるみたいなものですからね。そりゃうごきにくいでしょ。

それにしても今回の大会はチェリー使いが目立ちました。やはり最近「あとばる」さんが無双しているからでしょう。あのブキやっぱり壊れてますね。チャ―なし・チャ―ありどちらにも役割が持てます。これからはチェリー・ロンタムを中心として、ブキの持ち替えを積極的に行うチームが増えてくるのではないでしょうか。

まとめ

Splated杯は2本先取というルールだったこともあり、予想を裏切る荒れた大会となりましたが、そこから見えてきたのはチャ―なし編成・ブキの持ち替えの流行、ひいてはスプラトゥーン全体のレベルの向上だったと思います。

もはや上位勢の即席チームが優勝して当然ではなくなったといえるでしょう。これからのスプラトゥーン、そして夏に発売されるスプラ2でも、より高度なバトルが繰り広げられると思います!ますます楽しみです。

考察()を読んでいただいてありがとうございました!

何かご意見があればこちらまで気軽にお願いします。特にうまい人の意見が聞きたいのでお待ちしてます!

筆者とーか@イカした医学生(@toka_spl)さん | Twitter

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