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突然ですが、あなたは自分が何歳まで生きていると思いますか?
60歳まで生きたら十分という人も、90歳くらいまで長生きしたいと思う人もいるでしょう。
人間の寿命は年々延びて今生きている世代の平均寿命は100歳近くになると言われています。
そうなってくると、90歳は長生きではなく普通になってきます。
この記事を読んでいるあなたも、100歳の誕生日を迎えることができるかもしれないのです。
しかし、寿命が長くなることを良いことと捉えるか、悪いことと捉えるかは人それぞれです。長い人生を喜ぶ人もいれば、より長くなる老後の生活や健康に不安を覚える人もいるでしょう。
65歳で仕事を引退しても、あと35年も老後があります。その間いったい何をしますか?がんや大きな病気になってしまったら。老後の生活を支えてくれる家族は。そして必要なお金は足りるんでしょうか。
こうした不安を解消するためには、将来のビジョンと人生設計が重要です。今後の世の中はいったいどうなっていくのかを知ったうえで、将来のビジョンと自らの人生を考えていかなければいけません。
誰もが100年生きる時代に、自分の人生をより良いものにするには、幸せな人生を送るためにはどうしたらいいのかをいっしょに考えていきましょう!
誰もが100年生きる時代
本当に100歳まで生きられるのか疑っている人もいるでしょう。
2017年の日本の平均寿命は男性が80.75歳、女性は86.99歳となっています。
なんだ80歳で死んでしまうじゃないか、と思った人。
平均寿命とは、その年に産まれた0歳が平均して何歳まで生きていられるかを予想したものです。つまり、不幸にして産まれてすぐ亡くなる人や事故や自殺で若くして命を失う人も含めた数字なのです。大きな病気をせず普通に生きていけば、この平均寿命の数字より長生きできます。
実際、ある年齢の人が平均してあとどれだけ生きられるのかを表した平均余命を見てみると
参照:主な年齢の平均余命
今80歳だったとしても男性なら8.57年、女性なら11.59年も生きられることがわかります。
統計の知識って大切ですね。
このほかにも、平均して10年で平均寿命が2~3年延びているというデータもあります。
平均寿命の延びに関係しているのは、過去は乳幼児の死亡率の改善、最近は心臓や血管に関する中高年の慢性疾患とがんへの対策が進んだこととされています。そしてこれからは、高齢者の病気が改善されていくことで寿命は伸びつづけると予想されているのです。
こうしたデータをもとに考えると、誰もが100年生きる時代はいずれやって来ます。
100歳まで生きると仮定して自分の人生を考えていかなければいけません。
100年時代に何が変わるのか?
グローバル化とテクノロジーの発達が社会の仕組みと人々の生き方を変えてきたように、人々が今より長生きするようになると、世の中も人々の生き方も変わっていきます。
消滅する仕事と新しく生まれる仕事
オックスフォード大の研究によると、今ある仕事の約47%が今後10~20年後にはなくなっている可能性が高いとされています。かつては人間にしかできないとされていた仕事も、AIやロボットなどのテクノロジーの発達によって代替されてしまうかもしれないのです。医師などの専門職も例外ではありません。
この事実知っていましたか?
知らなかった人はせめて就活する前に堀江貴文×落合陽一の「10年後の仕事図鑑」くらいは読んでおきたいですね。
80代まで働かないといけない
長生きするということは、それだけ多くのお金が必要になるということです。そしてそのためのお金を稼ぐ「労働」の期間も長引くことを意味します。
「100歳まで生きるとして、勤労時代に毎年貯蓄の約10%を貯蓄し、引退後は最終所得の50%相当の資金で毎年暮らしたいと考える場合、あなたは何歳で引退できるか?」ー答えは80歳代だ LIFESHIFTより
60代で引退できたのは過去のはなしなのです。
3ステージからマルチステージへ
今までの世の中は、人生を3つのステージに分けられると考えるものでした。
産まれてから子供の間、生きていくために必要な知識や習慣を学ぶ「教育」のステージ
大人になってから、社会のために働く「仕事」のステージ
そして、老人になり仕事を「引退」するステージ
しかし、100歳まで生きる時代では、こうした3ステージの人生では仕事のステージがあまりに長くなりすぎてしまいます。それではお金の問題は解決しても楽しい人生とは言えません。
これからの生き方はマルチステージです。人生を通じて、様々な働き方やキャリアを持ち、多くの変化や変身を経験するようになるのです。
例えば、若い頃に世界を見て回る旅人になったり、働いている期間に別の勉強をして転職したり、自分の好きなことで副業をしたり、年を取ってから経験を活かして他の活動を始めたり、と人それぞれのマルチなステージの人生を生きる時代になります。
レクリエーションからリ・クリエーションへ
働く期間が長くなるのに、仕事はどんどん変化していくとなると、一生同じ仕事を続けていくことは難しくなります。大企業に入ろうとも、いまや人間の労働期間より企業の寿命のほうが短い時代と言われているので、一生安泰とは言えないでしょう。一生のうちに違う仕事をすることになると考えるべきです。
これからは、変化する時代に合わせて知識の学び直しとスキルの再習得をしていかなければいけません。
義務教育や大学などで人生の最初の時期にまとめて受けた教育だけでは不十分で、一生を通じて自分への投資をしていかなければいけません。今までの休日や余暇がその時間にあてられるようになるでしょう。
娯楽(レクリエーション)から再創造(リ・クリエーション)へ余暇の使い方を変えていくことが、人生100年時代には不可欠になるのです。
健康の価値が高まる
長生きする上でなにより大切なのは「健康」であることです。寿命が延びるこれからは自分が健康であることの価値がより高まると言えるでしょう。
医療費や生命保険などを抑えるためにも、いつまでも家族と幸せに暮らすためにも、若いうちから健康には気をつかうべきです。幸せかどうかは健康であるかによって大きく左右されます。
食生活や睡眠を整え、運動の習慣をつけ、健康に生きられるように心がけましょう。
津川友介先生の「世界一シンプルで科学的に証明された究極の食事」から考えるトンデモ健康情報
自分の人生を考えていこう
これからの世の中はどんどん変化していきます。その変化の波に乗り遅れないように、きちんと自分の人生を考え、見通しを立てておいて自分自身に投資しておくことが大切です。
10年後いったい世の中がどう変わっているのかは誰も知りません。だからこそ、古い常識にとらわれずに柔軟な考え方と行動ができるようにしておくべきです。これを書いている僕自身も何をしていけばいいのかはわかっていませんが、まずは”今”の世の中の仕組みを学び、自分がどう在りたいのかを考えていきたいと思います。
このブログでも役に立つ内容やライフハックを発信していこうと思うので、よければみなさんもいっしょに考えていきましょう。
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ありがとうございました。