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医学部医学科の国試を控えた身として、現時点で自分の将来について考えていることを綴ろうと思います。
将来の選択肢
将来の選択肢は、年齢が進むにつれて狭まってくると考えられていますが、僕はそうなりたくないと考えています。時間がなくなる、若さがなくなる、無理がきかない、能力が衰えるなどいろいろな理由はありますが、選択肢が狭まるのは、教育というステージで得た資産を食いつぶす生き方をした場合ではないでしょうか。考え方を変えてみれば、年齢が進むにつれ、仕事をやっていくうちに、経験を積むことで、本人の能力の幅は広がり、成長していけるともみれるはずです。そういう生き方ならば、選択肢はむしろ広がることもあるでしょう。
とはいっても、何の見通しもなしに、自分を貫くアイデンティティもなしに、人生を選択する生き方をおくれるような性格でもないので、将来の大まかなプランを考えてみました。
1、勤務医
医学部に入学し、ここまで来た。医学が嫌いなわけでもない。第一のプランとしては、勤務医として一生を終えることが挙げられます。どの診療科に進むのか、大学病院なのか、市中病院なのか、都会か、田舎か。勤務医といっても多種多様ですが、それゆえにいちばん可能性としては高いと考えています。
2、開業医
勤務医の激務が(今後も続くとして)耐えられないとなったとき、開業して自分の働き方を追求するという生き方もありです。リスクはありますが、一般的な医師のキャリアだと思います。
3、研究の道
より多くの人のためになることをやりたいという考えがでてきたときにとる選択として研究があります。ただ、研究の作業が単調な点や結果に時間がかかるという点がマイナスに感じます。
4、産業医
企業に所属する産業医のキャリアは、予防医学をやってみたいこと、QOMLも満たせることから、現時点でかなりありだと考えています。
5、バイト医
高給のバイトで生計を立てるいわゆるバイト医は、医学生ならだれもが一度は考えるのではないでしょうか。コスパは最強ですが、リスクがあること、モチベーションの維持が難しいことはデメリットです。
6、医系技官
医療分野の官僚として働く医系技官の道は、医療の体制を変えることができます。しかし、それが自分のやりたい仕事なのかは疑問です。
7、医療分野でのAI
今後発達してくるAIの医療分野での橋渡し的な存在。まだビジョンは見えていませんが、自分が最近興味を持っている分野です。
8、ライター
医療の知識、経験をもとに記事を書く人。最近増えてますが、専業は厳しいのかなと思っています。
9、医療分野での起業
ある程度医師としての経験を積んだあと、現場を知っているからこそ生まれるアイデアを活かして起業という生き方はありうるかもしれません。
10、医療から離れる
せっかく医学部入ったのにもったいない、と言われそうですが医学部に入ったからといって医師にならなければいけないわけではありません。医療以外でやりたいことが見つかれば、そちらに進むという選択肢は常に残しておきたいと思います。
まとめ
以上、簡単に10のプランを考えてみました。ただし、実際は人生が単一のプランで終わることはないと思います。寿命が延び、マルチステージ化する未来では、これらのキャリアを組み合わせた生き方になるはずです。勤務医として働きながら、ライターとして記事を書く。開業したうえでAI企業とコラボする。バイトで食いつなぎながら起業を目指す。10のプランだけでなく、今後新たな生き方を見つけていきます。それらを組み合わせて、それぞれのバランスをとりながら自分らしい生き方をしていきたいと思っています。
いずれにせよ、医師免許、そして初期研修までは確定です。何かしらの形で医療分野に関わるのであれば、医師としての経験は10年ほど必要かなと思っているので、そこまで勤務医なのも90%ほどは確定しています。その間に、医師免許という資格を持ったうえで、自分のやりたいことを探していきます。
経済的に自由になりたいので、資産運用の勉強もしないと。
おまけ
最近影響を受けたもの
落合陽一 LIFE SHIFT モチベーション革命