だれでもわかる!世界が注目する「落合陽一」思想を3ステップでわかりやすく解説

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こんにちは医学生とーかです。

いま話題の現代の魔法使いこと「落合陽一」氏。
人間と機械の融合を謳う「デジタルネイチャー」そして「日本再興戦略」など、落合さんの思想は革新的ですが、一般人にはなかなか理解しにくいものです。
書店に並んでいた本を読んでみたけど、カタカナや難しい言い回しが多くて結局よくわからない…といった人のためにできる限りわかりやすく、要点だけをまとめて落合陽一思想・考え方を解説していきます。
自分もまだまだ理解できてませんが挑戦だと思ってやってみます。お付き合いください。

落合陽一とは

落合洋一写真 by masato-kato

http://yoichiochiai.com/ by masato-kato

大学教員 かつ 起業家 かつ メディアアーティストなど多彩な肩書きをもつ現代の魔法使い。

コンピュータと人間の関わりなどをメインに研究し、大学でラボを持ち学生を教えながら、自身の会社とコラボして研究・開発を行い、研究成果をもとにアートを作る、さらにその知見を活かして各所で講演したり、著書を出版されたりしています。

落合思想を理解するための3ステップ

自分なりにまとめてみましたが、これを読んで全てを理解できるわけないので考えるヒントとして使ってください。解釈が間違っている部分もあると思います。

テクノロジーが発達していく

大前提になるのが、これからますますテクノロジーが発達していくということです。

みなさんがこのブログを見ているPCやスマホを始め、テクノロジーは私たちの生活と切っても切れない関係になっています。今後もその流れは続きます。AI(人工知能)や5G(優れた通信システム:スマホの電波など)の発達により生活はより便利になるでしょう。

こうしたテクノロジーの発達で世界は「再魔術化」すると落合さんは言っています。

かつて科学が発達する前は、食材を火で炙ると穢れが浄化されると信じられていました。科学が発達するにつれて細菌の存在が発見されそうした魔術的、迷信的な考えはなくなっていきました。これが「脱魔術化」です。

ところが、科学がさらに発達した現代では、社会や機械の仕組みがあまりに複雑で、インターネットやPCの仕組みなどを理解せずに使っている人が大半になっています。発達しすぎた故に、仕組みがわからずまるで”魔法”のようになっている。これを世界は「再魔術化」されると言っているのです。

脱魔術化と再魔術化

今までの常識をアップデートしていく

テクノロジーが発達していく世界では、今までの常識が通用しなくなってきています。今まで常識とされてきたことがテクノロジーによって変化していくのです。
そうした世の中の流れの中で、いま私たちの持っている常識(パラダイム)をアップデートしていくことが必要です。

例えば、みなさんは小学校でクラス全員で同じ教室に座り、黒板とノートを使って授業を受けていたはずです。

授業風景のアイコン

しかし、何故全員で同じ授業を受けているのでしょうか?同じ教室にいる意味は?黒板の板書をノートに写さないといけないのか?そもそも勉強をする必要は??

こうした疑問を持つこと、そしてその常識ができた由来と意味を知るためには”過去”を知ることが必要です。

産業革命以降に機械が大量生産できるようになったこと。均質な人間が求められ、そのための教育が施されたこと。時間と空間とコストの都合で同じ場所に集めて1人対多数で同じ教育を行ったこと。

これはほんの一例です。落合さんの思想を読み解くには、常識を疑っていかなければいけません。

  • 西洋的個人観・人間性
  • 言葉の定義:欧米など
  • 映像の世紀・魔法の世紀
  • ワークアズライフ
  • メディアによる均質化
  • 人工知能・シンギュラリティ
  • ブロックチェーン
  • トークンエコノミー・仮想通貨
  • 民主主義
  • デジタルネイチャー

これらを理解できるとかなり落合思想を読み解けるのではないかと思います。

根底に流れるのは、言葉の定義や価値観の源流を探り、テクノロジーを使って現代にマッチさせていくということだと思います。

好きなことをやっていこう

落合さんの思想は先をいきすぎていてまるでSFの出来事のように感じられ、結局どうしたらいいの?となってしまう人が多いのではないでしょうか。

今までの常識はテクノロジーによってアップデートされる。じゃあどうすれば?という答えは「好きなことをやっていこう」ではないかと考えました。

これからは知識の量は重要でなくなり、ホワイトカラー的な仕事はコンピュータに代替され、専門性の高いスキルもコモディティ化(大衆に広がっていくこと)していく未来になります。

そんな社会の中で、コンピュータに使われるか使う側になるのか。
あなたが使う側になるにはコンピュータにはない動機(モチベーション)が必要です。そして専門性、スペシャリストであることも。
何が起こるかわからない世界で小賢しく機会を狙って待ち続けるのではなく、自分のできることをわらしべ長者のようにやってみることが大切なのです。自分を探すのではなく、やってきたことによって自分ができていく。だからこそ自分の好きなことをやっていくべきなのだ。と解釈しました。

まとめ

一応、落合陽一の著書4冊とWeekly Ochiai全放送と10年後の仕事図鑑を見たのですが、解釈や表現が甘い点が多々あると思います。実際に書いていくと自分の理解がまだまだということを思い知りました。ありがとうございました。

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